古より続く技法でつくられた、独特の輝きが魅力の用紙

『きらびき H』は、表裏で特性が異なる用紙です。
表面はミルク色ベースにパール調の加工がされていて、光の反射によって優しく華やかに輝きます。

裏面は加工がなく(非塗工)、上質紙のような質感の白い紙になっています。表面に比べて裏面はインクが擦れにくく、ボールペンでの筆記やスタンプでの押印に適しています。

※入稿データの「表面」が、用紙の加工面（パール面）として印刷されます。ご入稿の際は、データ内に必ず「表裏」の記載をお願いします。

和風のデザインにも使いやすいパール調の特殊紙

『きらびき』は、紙を書きやすくしたり、長期保存するための「料紙装飾（りょうしそうしょく）」という、古くから伝わる技法を用いて作られています。

伝統的な技法を用いて作られていることや、パール調の加工面はミルク色ベースであることから、和風のデザインにも調和する華やかな用紙となっています。

パール調の加工が施されている表面は、少し凹凸があります。裏面は加工がなく、白色でしっとりとした質感をしており、筆記性が高いです。

印刷適性は両面とも高いのですが、パール調の加工面に濃い（暗い）色を乗せると、パール感が薄れてしまったり、ムラになってしまう恐れがあります。ベタ面などを作る場合は10%~50%程の薄めの色を使うのがオススメです！

キラキラ＆スラスラ!光沢と筆記性を兼ね備えた特殊紙です。

加工が施されていない裏面は高い筆記性を持ち、水性のペンなどでも書き込みが可能です。

表面のみにパール調の加工が施された用紙は、名刺良品では他に『シャインフェイス-FS』があります。

スタッフ個人の印象ですが、『シャインフェイス-FS』は、加工面のキメが細かく、地の色が白に近いため、上品かつあっさりししているように感じます。

『きらびき 白 H-200』は、加工面にしっかりした輝きがあるものの、地の色がクリームかかっているため派手になりすぎず、存在感のある上品さを感じさせます。和風なデザインには『きらびき 白 H-200』がおすすめです！