PP加工
印刷後に用紙をコーティングする加工のことを指します。コミックや雑誌のカバー、パッケージなどの広い用途で使われています。
- ・名刺・カードの耐久性を上げたい
- ・摩擦による印刷面の色移りや汚れを防止したい
- ・用紙や印刷面の質感を変えたい
- ・高級感や特別感を出したい
【こんなときにおすすめ】
PP加工 料金
両面PP加工(ポリプロピレン加工)料金
加工の種類 |
納期 |
価格 |
---|---|---|
グロスPP 加工 |
+1営業日 |
+1,650円(税込)/ 箱 |
マットPP 加工 |
+1営業日 |
+1,650円(税込)/ 箱 |
加工の種類について
名刺良品では、『グロス加工』と『マット加工』の2種類をご用意してます。それぞれの特徴は、下記をご確認ください。
グロス(光沢)加工
「グロス」は光沢を意味し、用紙の表面にツヤを加える効果があります。
表面に光が反射するため、加工前の色合いよりも濃度が濃く、鮮やかに見えるようになります。
質感は「つるつる」になります。
「ゴージャスな仕上がりにしたい」「写真やイラストの彩度を上げたい」といった場合におすすめです。
マット(非光沢)加工
「マット」はツヤ消しを意味し、表面の平滑性を抑える効果があります。
光の反射が抑えられるため、加工前の色合いよりも濃度が薄く、彩度が落ち着いて見えるようになります。
質感は「しっとり」になります。
「印刷面のテカりをおさえたい」「落ち着いた高級感を出したい」といった場合におすすめです。
PP加工の手順
PP加工には、特殊な液体を用紙に塗布する「ニス加工方式」と、非常に薄いポリプロピレンのフィルムを熱で圧着する「フィルム方式」があります。
名刺良品では、後者の「フィルム方式」を採用しています。
「印刷 用紙に片面ずつフィルムを圧着 ご注文サイズに断裁」という手順で加工を行います。
- フィルム圧着後に断裁を行うため、裁断機内部のローラー跡が表面に薄くついてしまうことがあります。
細心の注意を払って加工をしていますが、製造工程の都合上、完全に防ぐことが難しいため、あらかじめご了承のほどお願いいたします。 - 『マットPP』はフィルムの特性上、『グロスPP』よりも細かい傷が付きやすくなっています。
背景の色によっては傷が目立ちやすくなりますのでご注意ください。
PP加工に適した用紙
フィルム圧着後に断裁を行うため、「凹凸がある」「厚みがある」などの特徴を持った一部の用紙は、完全に圧着できずに断裁時にフィルムが剥がれてしまったり、厚みが増すことで刃が通らずにきれいに断裁できないなどの恐れがあり、安定した品質での提供が難しくなります。
PP加工の適性が低い用紙は、弊社であらかじめご注文ができないように設定しています。
加工可能な用紙は、『取扱い用紙一覧』> 用紙の詳細ページ > 『加工適性』の項目から確認できます。
「◯」がついていれば、加工可能です。