裁ち落とし(フチ無し印刷)加工
仕上がりサイズのフチまでデザインを印刷(フチなし印刷)する際に必要な加工のことを指します。
裁ち落とし加工とは
仕上がりサイズのフチまでデザインを印刷(フチなし印刷)する際に必要な加工のことを指します。
名刺やカードは、仕上がりサイズの用紙に1枚ずつデータを出力しているのではなく、仕上がりより大きいサイズの用紙にデータを複数貼り付け(面付け)たものを出力し、仕上がりサイズに断裁することで作られています。
機械の精度上、印刷・断裁時に多少のズレが生じます。
フチ無し印刷をする際は、このズレを考慮して仕上がりサイズよりも一回り大きい「塗り足し」を作成する必要があります。
名刺良品では、塗り足し部分を含めて裁断する際、片面ごとに『裁ち落とし加工費』を頂いています。
裁ち落とし加工 料金
裁ち落とし面 |
納期 |
価格 |
---|---|---|
片面 |
通常 (追加納期なし) |
+110円(税込)/箱 |
両面 |
通常 (追加納期なし) |
+220円(税込)/箱 |
特にご指示がない場合は、4箇所すべてを角丸に加工します。
1~3箇所のみの加工をご希望の場合は、ご注文フォームの『ご注文に関する注意事項、伝達事項欄』にて加工箇所をご指定ください。
ご注意ください
裁ち落とし加工は「印刷・断裁ズレを考慮して作成された、塗り足しを含むデータをご注文サイズに仕上げる」ものです。
弊社では塗り足しを含むデータを断裁する際に機械の設定を変更する必要があるため、この際にかかる工程をオプションとして設けています。
「データの断裁位置と一切のズレなく実物を仕上げるオプション」ではありませんので、予めご了承ください。
裁ち落とし加工が必要なデータ
印刷部分が断裁機の刃に当たる場合は「裁ち落とし加工」が必要です。
塗り足しのあるデータに裁ち落とし加工が必要なことは上記で説明した通りですが、その他にも裁ち落とし加工が必要になるデータがあります。
断裁時のズレは最大で2mm程度発生します。
「断裁位置より内側2mmの範囲」を超えて背景やオブジェクトが配置されているデータは断裁ズレにより印刷部分が刃に当たるため、裁ち落とし加工の申し込みが必要です。
裁ち落とし加工の選択がないデータでも、弊社にて裁ち落とし加工の必要があると判断した場合はご注文の進行を一時保留し、内容確認をいたします。
※場合によっては再注文のご案内となることもありますので、あらかじめご了承ください。
断裁ズレや塗り足しの作成方法の詳細は下記をご参照ください。
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