【データ入稿ガイド】

Step11:奥付とは?書き方と必須項目を分かりやすく解説!

奥付(おくづけ)とは?

奥付(おくづけ)とは、冊子の巻末(最終ページなど)に記載される「発行情報」をまとめた部分を指します。
具体的には、本のタイトル、発行年月日、著者・発行者、連絡先、印刷会社名などが記載されます。

奥付の記載が必要とされる3つの理由

冊子に奥付を掲載することは、トラブルの防止や法令遵守、そして発行者としての社会的信用を守るために極めて重要です。
主な理由は以下の3点に集約されます。

1. 著作権の保護と不正利用の抑止

著作権の所在を明確に宣言することで、万が一、無断転載や複製(デッドコピー)、インターネット上への不正アップロードなどの権利侵害が発生した際、法的な対抗措置をスムーズに進めることが可能になります。
また、禁止事項(転売・転載の禁止)を明記することで、不正利用の抑止力となります。

2. 発行責任の明確化とトラブル防止

乱丁・落丁(ページの順序の間違いや抜け)といった製造上の不具合や、内容に関する問い合わせがあった際の「責任の所在」と「窓口」を明確にします。
奥付に正当な連絡先が記載されていることは、読者や取引先に対して「責任を持って発行された安心できる資材・作品である」という強い信頼感を与えることにつながります。

3. 法令・公序良俗の遵守(連絡先の担保)

特に成人向け表現(R-18)を含む作品や、デリケートなテーマを扱う冊子においては、関係諸法令や業界のガイドラインを遵守している証明として、発行者の明記と連絡先の開示が必須要件となります。
当サイトをはじめ、多くの印刷会社において、奥付の記載がない(または情報が不十分な)場合は印刷をお受けできないことがあります。

奥付に書くべき「基本の5項目」

一般的な冊子の場合、以下の5点を載せるのが基本です。

必須ではありませんが、以下の項目を記載する場合もあります。
○ 版・刷     初版 第1刷
○ 注意書き    無断転載・複製・複写を禁止いたします
○ 感想フォーム  感想専用のフォーム、QRコードなど

他には、編集者名、装丁者名、写真提供者名など、制作に関わった人の名前が記載されることがあります。

コピペで使える!奥付テンプレート

そのまま使えるテキストを用意しました。[ ]の部分を書き換えて、そのまま最後のページに配置してください。

まとめ

写真良品では、不特定多数の方へ販売・配布する場合は、最終ページに奥付を記載していただいております。
商業出版物だけでなく、個人が作成する自費出版・同人誌・電子書籍、企業のパンフレットや記念誌、広報誌においても、奥付は「その冊子が正当な手順で責任を持って発行されたこと」を証明する重要な役割を担っているためです。

奥付を入れて、お気に入りの一冊を完成させましょう!
奥付は、あなたの本に「公式感」や「プロっぽい仕上がり」をプラスしてくれる要素でもあります。
データを作成する際は、本文の最後に奥付を入れるスペース(1ページ分)を確保しておくのを忘れないようにしてくださいね。

よくある質問(Q&A)

Q. 本名は載せないといけないの?
A. ペンネームやサークル名だけで問題ありません。
ただし万が一のトラブルの際に、連絡先には「連絡可能なメールアドレス」などを記載してください。

Q. 印刷会社名はなぜ載せるの?
A. 印刷の不具合(乱丁・落丁)があった際の対応や、作品の責任の所在を明確にするためです。
当サイトで印刷いただける場合は、ぜひ「印刷所:写真良品」と記載していただけますでしょうか。