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特色をCMYKに変更する方法とは

特色をCMYKに変更する方法とは

そもそも、なぜ「特色」でデータを作成するの?

人それぞれの色に対する基準や認識は違います。
例えば、明るいピンクと言っても、誰もが同じ色のピンクをイメージしているのわけではございません。
色に関する見え方は、人それぞれの経験や感性に基づく主観的なものとなってますので、色の認識を統一することはとても難しいのです。
また、パソコンのモニターや、プリンターによっても異なります。

06.jpg

そこで・・・ このような認識の差を統一するため、「特色」でデータを作成します。

例:一般的に知られている特色には、「PANTONE」や「DIC」がございます。
「PANTONE049」や「DIC 58」など、一般的に後に番号をつけて利用されておりますが、これはそれぞれの会社が定めた色で、赤・青・黄色などの言葉を抽象的にしか表せない色表現の部分を、数千種類の色チップガイドを用意し、細かな色を番号で管理しております。

その色ガイドを販売することで、デザイナーと印刷会社が共通の色を持たせることができるのです。色ガイドに掲載されてある「PANTONE」や「DIC」の番号を、特色と言います。

dic01.jpg

"「特色」で指定したのデータをそのまま印刷機に通すと、その「特色」が出るよね"と思いがちですが...
実はそうではございません!!

まず、印刷会社に『特色』を管理出来る体制が無いと、「特色」印刷で仕上げる事ができません。
印刷機には基本、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4原色から、かけ合わせて様々な色を作り出してます。
逆を言うと、印刷機自体に「PANTONE」や「DIC」などの何千種類ものインクを搭載されているわけではございません。
仮に搭載されていたとしたら、とんでもない大型な機械で、インクの仕入れと在庫で管理コストが尋常でない事になっているでしょう。

では、「特色」に対応している印刷会社は、どのように「特色」を作り出しているのでしょうか?

印刷機には、CMYKの4色しか持っていないので、印刷会社では、皆さまから頂いた「特色」データをCMYKの色に変換してから、近似色を幾つか出力し、もっとも近い色を導き出す作業を行なっています。
その導き出す作業を数回に分け、「PANTONE」や「DIC」のカラーガイドと見比べ最終的に指定された「特色」を作り出します。

この作業を、印刷業界の中では「色校正サービス」として、別途行なっていたりしています。

名刺良品では、「特色」印刷は行ってるの?

いいえ、行っておりません。
名刺良品では業務を簡略化し、1円でも格安の価格で商品を提供しているため
上記のような、「特色」印刷や「色校正サービス」は行っておりません。
仮にデータを特色で作成された場合でも、印刷機により、CMYKに自動変換して納品させて頂いております。

どうしても、色を特定して印刷したい場合は、どうしたら良いですか?

方法1:弊社の『無料用紙サンプル』を取り寄せて頂き、サンプル用紙に印字された「カラチャート」にて、弊社の色の出力をイメージし、CMYKで作成しご入稿ください。

方法2:特色で作成されたデータの部分を、とりあえずCMYKに分解して注文し、納品された印刷物を見て、再度データの色調整して注文し直してください。

※特色印刷や色校正サービスを用意できればいいのですが、現在の運用フローでは、実際の注文価格と同じ金額で提供する事しか出来ないため、名刺良品では、「特色」「色校正」と言う名前でのサービスを行なっておりません。

特色で作成されたデータの箇所はどこ?確認する方法とは

「ウィンドウ」→「分版プレビュー」→「オーバープリントプレビュー」にチェック!
CMYK以外の箇所が特色で作成された部分になります。
tokusyoku1.gif


特色をCMYKに変換する方法とは

データを全選択(⌘command+A)→編集→カラーの編集→CMYKに変換 これでOKです!
※Macの場合:⌘command、Windowsの場合:control
※変換後、色が多少変化する場合がございますので、再入稿前に色をご確認いただきますようお願いいたします。

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以上、簡単ですよね♡


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