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【データ入稿ガイド】Step10:箔押し加工に合わせてデータを作成しましょう

箔押し加工について

オプションの箔押し加工サービスでは、「金箔」「銀箔」の2種類をご用意しています。名刺良品ではどちらもツヤのあるタイプのものを使用しています。


箔作成例1

箔押し加工とは?

箔押し加工には、金型でプレスをする方式と、箔のフィルムを転写する方式があります。名刺良品では後者の『転写方式』を採用しています。

『転写方式』では、印刷したトナーに箔のフィルムを反応させ、熱で圧着させます。金型(版)の作成が不要のため、低コストでの加工が可能で、加工部分は凹みや盛り上がりのない平らな仕上がりとなります。

箔押し手順

箔押し加工データ作成時の注意点

01.箔押し加工専用の入稿用テンプレートをご利用ください

箔押し加工をご注文の際は、箔押し加工専用の入稿用テンプレートをご利用ください。ファイル名に「HAKU」が含まれているものが箔押し加工専用テンプレートです。

転写方式の箔押しでは、箔押しデータとその他のデータが分かれている必要があります。
箔押しデータは『金箔データ貼り付け』もしくは『銀箔データ貼り付け』レイヤーに、箔押しをしない通常の印刷データは『データ貼り付け』レイヤーに作成してください。


【箔押し加工専用テンプレート使用時の注意】
金箔加工をご希望のデータは『金箔データ貼り付け』レイヤー、銀箔加工をご希望のデータは『銀箔データ貼り付け』レイヤー上に作成されているかご確認ください。
通常名刺の注文に箔押し加工専用テンプレートが使用されていると、注文内容確認のため納期が遅れる可能性があります。
箔押し加工専用テンプレートは、箔押し名刺注文時のみご利用ください。

箔押し注意1

02.箔押しをするデータはK100%で作成してください

箔押しをするデータは、必ずK100%のカラー設定で作成してください。
K100%以外のカラーやグラデーションのデータでは、加工の際に箔がキレイに圧着されません


箔押しをするデータにつきましては、ベクトルデータでの作成を推奨しています。ビットマップ(画像)データでご入稿いただくと箔がキレイに圧着されない場合がございます。
箔押しするデータがベクトルデータで作成されているかどうかは、データチェックの対象外となります。あらかじめご了承ください。

03.箔押し部分の周りには1.5mm以上の余白を設けてください

印刷ズレによって箔と他のデータが重なってしまうことを防ぐために箔押しデータの周りに1.5mm以上の余白を取ってください。

箔押し加工後に箔押しをしないデータの印刷を行うため、「箔押しデータと通常データが重なるデザイン」や、「ベタ面(背景など)の上に箔押しをするデザイン」は作成できません。また、1つの面に金・銀2色の箔を使用したい場合も、同様に周りに余白を設けてデザインを作成してください。

データ入稿ガイド :印刷・断裁ズレについてご確認ください


箔押し注意2

04.文字やオブジェクトの大きさ・線の太さにご注意ください

名刺良品では文字の大きさは5pt以上、線幅は0.25pt以上でのデータ作成を推奨しています。
『文字・線・オブジェクト』のサイズが上記に満たないと、箔が細部まで定着しない可能性があります。
【関連ページ】02.文字の大きさ、線の太さにご注意ください

テキストのサイズ、文字の潰れ、線幅に関しては、データチェックの対象外となります。予めご了承ください。


05. 加工に適した用紙

箔押し加工の適性が低い用紙は、弊社であらかじめご注文ができないように設定しています。
取扱い用紙一覧 用紙の詳細ページ 加工適性』の項目に「◯」がついているものは、箔押し加工が可能な用紙です。

凹凸や質感のある用紙は、印刷時にムラや白抜け(印刷が乗り切らない部分が出ること)が生じやすいため、安定した品質でのご提供が難しく、箔押し加工対象外としています。

【関連ページ】
よくある質問:箔押し・PP加工「不可」の用紙でどうしても加工をしたいのですが


6. ご注文時の色数について

『転写方式』の箔押し加工では、モノクロで印刷した後に箔のフィルムを圧着させるため
弊社では、箔押しデータの色数は「モノクロ」として扱っています。

箔押しデータ以外の通常印刷データにカラーが含まれていれば「カラー」、
通常データも含めて全てモノクロであれば「モノクロ」
でご注文ください。

「箔押しデータのみの面」については「モノクロ」となります。







『完全データ入稿ガイド』ダウンロードページ