名刺のデザインを一から作るのは、意外と時間がかかるものです。
記載する情報を整理し、文字の大きさや配置を決め、印刷に適したデータに整える必要があります。
そこで活用したいのが、名刺印刷用のテンプレートです。
あらかじめレイアウトが整えられているため、会社名や氏名、連絡先などを入力するだけで、すっきりした名刺を作成できます。
この記事では、デザインテンプレートを用いた名刺作りのポイントを中心に、
デザインやサイズ選ぶときのコツ、用紙の選び方、名刺良品で利用できるおすすめテンプレートについてご紹介します。
名刺印刷用のテンプレートを使うメリット
テンプレートの魅力は、デザインの基礎を自分で組み立てなくてもよいことです。
文字を置く位置や余白、表面と裏面の構成が決まっているため、デザインに慣れていない方でも名刺を作成しやすくなります。
特に、初めて名刺を作る方や、短い期間で印刷まで進めたい方には便利な方法です。
無料で使えるテンプレートを選べば、デザイン制作にかかる費用を抑えながら、自分らしい名刺に仕上げられます。
名刺良品では、オンライン上でデザインを選び、必要な文字情報を入力して注文できる「オンライン作成名刺」をご用意しています。
Illustratorなどの専門ソフトを持っていない場合でも、テンプレートをもとに名刺を作成できます。
また、デザインテンプレートはai形式のデータとして無料でダウンロードができます。
名刺良品では「データ入稿」と「オンライン作成名刺」の2つの入稿方法から名刺作成が可能なので、
手元で編集してデータ入稿印刷を利用したい方もぜひご活用ください。
もちろん、データ入稿用テンプレートも無料で配布しています。
名刺印刷用テンプレートの選び方
1. 用途に合うデザインを選ぶ
まずは、名刺を渡す相手と利用する場面を考えます。会社員として使うビジネス名刺なら、情報が読みやすく、落ち着いた配色のデザインが向いています。
文字を中央や左側に整然と配置するタイプのテンプレートは、会社名・部署名・役職・氏名・電話番号などの情報を整理しやすいでしょう。
フリーランスや個人事業主の場合は、職種や雰囲気に合わせて、色や図形を取り入れたデザインを選ぶのも選択肢です。
美容系やサロン、デザイナー、写真家など、視覚的な印象を伝えたい仕事では、名刺そのものが作品になったり、ポートフォリオやプロフィールカードのような役割を担うこともあります。
名刺良品のデザインテンプレートは、名刺以外にも、ショップカード、スタンプカード、診察券、アクセサリー台紙などに使えるデザインもご用意しています。
2. 情報量に合うレイアウトを選ぶ
名刺に載せたい情報が多い場合は、文字を小さくする前に、情報量に合うテンプレートを選ぶことが大切です。
表面には、会社名、ロゴ、氏名、肩書き、住所、電話番号、メールアドレスなど、名刺交換に必要な基本情報を掲載します。
裏面には、サービス内容、営業時間、SNSアカウント、地図、サイトページへの案内などをまとめると、表面をすっきり保てます。
QRコードを載せる場合も、裏面の余白を活用するとレイアウトが崩れにくくなります。
また、QRコードを載せる場合は、印刷後にきちんと読み取れるようサイズや色にも注意しましょう。
推奨サイズは1辺あたり15mm以上、周りの余白は2mm以上とされています。
色はコントラストが強くないと読み取れない場合があるので、白と黒の組み合わせが安心です。
アクセス先のページも間違いないか、印刷前に読み取りの確認もしておきましょう。
3. 縦型・横型と片面・両面を決める
テンプレートには、縦型と横型、片面と両面のデザインがあります。
縦型か横型か
横型は一般的な名刺の印象に近いデザインが多く、会社情報や連絡先を自然に視線で追いやすいスタンダードなレイアウトです。
縦型は、縦書き・横書きのどちらとも相性がよく、すっきりとした印象を持たせたい場合におすすめ。和風のデザインやモダンなデザインにも向いています。
片面か両面か
必要最低限の情報だけ掲載したい場合は片面、サービス内容や地図など載せたい要素が多い場合は両面を選ぶと、無理なく情報を整理できます。
表面と裏面で内容の役割を分けると、受け取った人にも情報が伝わりやすくなります。
4. 名刺のサイズを確認する
一般的な名刺サイズだけでなく、少し変わったサイズのカードを作りたい場合は、対応するサイズのテンプレートを選びましょう。
名刺良品では、短辺45mm〜55mm、長辺55mm〜91mmの名刺・カードを作成できます。
通常サイズ以外のカードを作る場合も、断裁後の仕上がりサイズをあらかじめ決めたうえで印刷データを作る必要があります。
例えば、二つ折りなど大きめのカードにすると、会社案内やサービス内容やイメージ写真など、情報を載せるスペースを多めに確保できます。
一方で、名刺入れに入らないなど保管しにくくなる可能性もあるため、渡す相手や利用方法・場面に合うサイズを選びましょう。
名刺良品の「オンライン作成名刺」でも、通常サイズ以外に一部対応可能なサイズがございますので、
デザインテンプレート一覧からご確認ください。
おすすめのデザインテンプレート
名刺良品では、ビジネス向けのシンプルなデザインから、色や図形を取り入れた個性的なデザインや、
ショップカードやクーポンに使えるデザインなど、150種類以上の多種多様なテンプレートをご用意しています。
今回は、その中の一部をご紹介します!
SIM-08:柔らかく標準的なデザイン
SIM-08は、スタンダードな文字の配置とあずき色のラインがポイントの、片面テンプレートです。
文字色が真っ黒ではなく、グレーや薄めのあずき色などで構成されており、やわらかな印象に仕上げやすいテンプレートです。文字色と社名下の帯の色は変更できます。
あまり堅い印象にしたくない場合や、接客業の名刺にも取り入れやすいデザインです。
BIZ-03:情報量が多い名刺に
BIZ-03は、中央寄せでスタンダードなデザインの横型両面テンプレートです。
会社名や氏名、連絡先などの情報量が多くても、全体をすっきり見せやすい構成になっています。
会社情報をしっかり載せつつスタイリッシュに見せたい方や、両面で表記を分けたい場合などに向いています。
COL-02:色やラインで印象をつくる
COL-02は、交差するラインが印象的なデザインのテンプレートです。
背景色を変更できるため、会社のイメージカラーやブランドカラーを取り入れたいときに活用できます。
文字の視認性を保つため、コントラストが強くなるよう背景には濃いめの色を選ぶのがおすすめです。
BIZ-31:両面でメリハリをつける
BIZ-31は、すっきりとした印象の、縦型両面デザインです。
表面に基本情報を配置し、裏面はロゴと検索ボックス風のオブジェクトのみのレイアウトで、シンプルながらも印象的に仕上がります。
ロゴの位置にQRコードなどを入れるのもおすすめです。
SHP-02a:サロン向けのカードに
SHP-02aは、美容院や理容室、ヘアサロン向けのショップカードデザインです。
ショップカードと名刺を兼ねた使い方ができるため、用途を一つに限定せず活用できます。
テンプレートと相性のよい用紙の選び方
テンプレートを決めたら、次は印刷する用紙を選びます。同じデザインであっても、選ぶ紙によって名刺の印象は変わります。
相手にどんな印象を与えたいか?自分が受け取ったらどんな印象をもつだろう?
作りたい名刺・カードのイメージや利用シーンから、質感や厚みを考えましょう。
上質紙:文字を読みやすくしたいとき
上質紙は、自然で落ち着いたさらりとした質感の紙です。連量180kg、220kg、260kgの3種類の厚みから選べます。
文字情報を中心にしたビジネス名刺や、シンプルなテンプレートと相性がよいです。
紙の風合いを強く出しすぎず、日常的に使いやすい名刺にしたい方に向いています。
ヴァンヌーボVG-FS スノーホワイト:上品な風合いに
ヴァンヌーボVG-FSは、うっすら凹凸のあるラフな質感と印刷部分の光沢感、紙の豊かな風合いを備えた高級紙です。
余白を活かしたシンプルなデザインやと合わせると、紙の表情を活かしやすくなります。
上品な雰囲気や高級感を出したい場合におすすめです。
マシュマロCoC ホワイト:なめらかな手触りに
マシュマロCoCは、やわらかくなめらかな手触りが特徴の高級上質紙です。
淡い色を使ったテンプレートや、柔らかく親しみやすい印象を出したいときにも向いています。
女性(3号)サイズのテンプレートと合わせて、女性向けサービスのカードにもおすすめです。
OKマットポスト:写真や色を綺麗に見せたいとき
OKマットポストは、光沢を抑えたアートポストで、白色度の高さと発色の良さが特徴です。しっとりした手触りがあります。
パンフレットやポストカード、カタログなど、写真を印刷する際にも使われる用紙なので、
色数が多いデザインや、写真やイラストなどを鮮やかに印刷しながら
落ち着いた高級感を出したいときにおすすめの用紙です。
マーメイド:紙の凹凸を個性にしたいとき
マーメイドは、さざ波をイメージした厚手のエンボス紙です。
テンプレートをシンプルにして、紙そのものの凹凸や手触りを印象づけたい場合に向いています。
あたたかみのある印象になるので、名刺だけでなくショップカードなどにも人気の用紙です。
印刷では出すのが難しいカラーの用紙もご用意しているので、イベント用のカードなどにもおすすめです。
名刺良品では、ほかにも様々な質感・厚み・色の用紙を100種類以上取り揃えています。
取り扱いのある全ての用紙を集めた無料の用紙サンプルもご用意していますので、
実物の手触りや色を確認したうえで、印刷用紙をお選びいただくと安心です。
データ入稿で名刺を作りたいときは?
自分で作ったデザインデータを入稿したい場合は、専用の「入稿用テンプレート」を使います。
入稿用テンプレートには、あらかじめ印刷に必要なガイドが設定されているため、安心して作業しやすいのが特徴です。
入稿データを作る前に、印刷会社で対応しているデータ形式も確認しておきましょう。
名刺良品の入稿用テンプレートはIllustrator形式(.ai形式)のみのため、専用ソフトが必要になります。
事前にお手元の環境と対応している入稿形式を確認しておくことで、迷わず入稿方法を選ぶことができます。
入稿前に確認しておきたいポイント
入稿用テンプレートにそって正しく作成できているかどうかは、印刷・断裁後の仕上がりに大きく影響します。
入稿用テンプレートにはトンボや塗り足しといった印刷に必要なガイドがあらかじめ設定されています。
テンプレートのガイドにそって作成することで、完成イメージと仕上がりのズレを防ぎやすくなります。
そのほかにも、印刷に適した入稿データを作る際には、気をつけたいポイントがいくつかあります。
名刺良品では、入稿データの作成に必要なポイントをまとめた「入稿データ作成ガイド」をご用意しております。
「入稿データ作成ガイド」の項目と照らし合わせることで、データの不備を減らし、入稿から印刷までスムーズに進
やすくなりますので、データ作成の際はご一読ください。
データチェックサービスを活用しよう
なかには「ガイドにそってデータを作ったけどやっぱり不安だな・・・」という方もいらっしゃると思います。
印刷会社によっては、入稿データに不備がないか、印刷オペレーターが確認するサービスを申し込める場合があります。
作成したデータに不備がないか心配な方や、客先への納品物だが不備で納期が遅れるのを避けたい方などは、
データチェックサービスを活用するのも有効です。
名刺良品でも有料の「データチェックサービス(330円/版)」をお申し込みいただけますので、
「データ入稿」方式でのご注文を検討されている場合はぜひお役立てください。
※「オンライン作成名刺」では「データチェックサービス」はお申し込みいただけません。
まとめ|テンプレートを活用して名刺印刷をスムーズにしよう
名刺の印刷では、入稿用テンプレートをうまく活用することで、
修正の手間を減らしながら安定した仕上がりに近づけることができます。
テンプレートは無料でダウンロードできるものも多く、
はじめての方でもスムーズに名刺作成を進めやすいのが特徴です。
デザインテンプレートを活用すれば、専用のソフトやデザインの専門的な知識がなくても
時間や費用などのコストを節約しながら、クオリティの高い名刺を作ることができます。
入稿データを自作する場合も、ガイド付きの入稿用テンプレートを使うことで、
塗り足しや文字の安全領域などがひと目でわかり、印刷や断裁で生じるズレによるトラブルを防ぎやすくなります。
また、入稿データ作成ガイドやFAQページを確認しながら進めることで、データ不備や見落としも減らすことができます。
テンプレートを活用し、ぜひご自身でデザインしたこだわりの名刺やオリジナルカードを作ってみてくださいね。