データ入稿ガイド - 02(フォントのアウトライン化)
フォントはすべてアウトライン化されていますか
データ作成時に使用したフォントはすべてアウトライン化してからご入稿ください。データを作成した環境とは異なるパソコンでデータを開くため、同じフォントが入っていない場合は別のフォントに置き換えられてしまいます。

フォントが置き換わると「文字が正しく表示されない」「文字の間隔や位置がズレる」「文字化け」などの問題が生じます。フォントをアウトライン化することで、上記のトラブルを回避することができます。
また、孤立点があるとエラーとして検出される場合がありますので、孤立点はすべて削除してご入稿ください。
参考ページ:孤立点、空のテキストオブジェクトの削除方法

01.アウトラインの作成方法
- 01レイヤーのロックをすべて解除
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更に、個別にロックされているオブジェクトがないかも確認します。
『オブジェクト』→『すべてをロック解除』
※選択できない場合はすべて解除されています。
- 02すべてのオブジェクトを選択
一括でアウトライン化をするために、すべてのオブジェクトを選択します。
『選択』→『すべてを選択』
- 03フォントのアウトライン化
『書式』→『アウトラインを作成』
これでアウトライン化完了です。
アウトラインがかかっているかどうかの判別が難しい場合は『表示』→『アウトライン』で確認可能です。
02.文字の大きさ、線の太さにご注意ください
テキストのサイズや文字の潰れに関しては、データチェックの対象外となります。線幅についても同様にデータチェックの対象外となりますので、データ作成時にご注意ください。
文字の大きさに関しては5pt以上、線幅は0.25pt以上でのデータ作成を推奨しています。
アルファベットや数字は5ptより若干小さくても問題ございませんが、漢字はフォントの種類や太さによっては推奨サイズでも潰れる場合がございますのでご注意ください。

また、カラーの設定値(色の濃度・%率)が低いほど印刷が見えにくくなります。フォントや線に限らず図やグラフィックに関しても同様のことが言えますので、繊細なデザインの際はご注意ください。
データ入稿前の確認項目
作成した入稿データに不安がある方は、名刺良品で確認させていただく『データチェックサービス』をご用意しております。ご注文の際に、『データチェック有り』にチェックを入れてお申し込みください。
誤字脱字やデザイン・レイアウト等に関しては、データチェックサービスの対象外となりますので、あらかじめご理解いただきご注文ください。